ひみつ基地

ひみつ基地暮らし。

平日的旅行

相変わらずモバイル環境下でのふみ書きが苦手な僕である。
今日は何やらの手術を誰やらが受くるとかや、付き添いで病院に雪隠詰めと相成った。
朝職場に顔を出して、簡単な連絡を済ませてから保土ヶ谷に向かう。京浜東北線はビジネス路線な感じだったが、東海道線になるともう旅行気分である。うとうとしているうちに横浜着。乗り継いで保土ヶ谷界隈へ。
小高い丘の上に建つ病院に向けて歩を進める。周辺は斜面をべったりと埋める新興住宅街で、色と形の揃った細胞が丘っていう一つの地形全体を侵食するイメージを想起させる風景である。マルティプライっていうか、住宅曼荼羅っていうか、斜面のカーテンウォール化っていうか、一種形容しがたい迫力。
午後はずっと病室でTIMEを読んで過ごす。誌面作りに手を抜いていないのが伝わる雑誌。それと、写真が凄い。これで3年間5万円強、一冊300円強は安いかも。
15時から始まった手術は無事終了した。患者は麻酔のせいもあって午睡を貪っている。
からメール。花園神社の酉の市、今日が本祭だとか。「屋台がひどく魅力的です」とのことなので、「よーし渚、いい度胸だ。お前新宿動くな。一杯付き合え」と返事。