ひみつ基地

ひみつ基地暮らし。

2007-01-01から1年間の記事一覧

疾風怒濤の年末年始

そんなわけで、安部礼司の特番を聴きながら引っ越しの準備の真っ最中です。今年もいろいろ大変でしたが、まあ、こんな具合でがたがた過ごす年末年始は、どこか象徴的な気もするのでした。この三連休は珍しく年賀状を(最小限)書きました。 年始に始まったこ…

中野隠れ家撤退

木下先生は段ボールに座ってコーヒーを飲んでいる。私はとりあえず持ってきたケーキをどこに置こうか周りを見渡したが、置けそうな場所が無い。 「あ、すみませんねお気遣い頂いちゃって」木下先生はそう言って段ボールを指した。 「どうしたの先生、この散…

木下先生の部屋

「木下先生、何見てるんですか深刻そうな顔をして」 「ああ、中目黒君か。また何か相談事かな。それとも夢見が悪くてびびっちゃってトイレに行けないとか」 「人聞きの悪い。先生ほど変な夢見ないですよ。予備校に向かう途中の洞窟で山岳民族に撃たれたとか…

木下先生講義録

はい皆さんこんにちは。今日は音楽の話ではなくて映画の話です。教材は2006年の映画「リトル・ミス・サンシャイン」。例によって考察は半端ですし、ネタばれがありますから、受講したくない人は講義室から出てかまいません。出席にしときますから。 この映画…

色々観ました。

昨日の食い足りない感を補うかのようにツタヤで映画を借りたのでありました。まず「ザ・ライト・スタッフ」。サム、シェパード演じるチャック・イェーガーがほろ苦くて格好いい。それとデニス・クエイドの若くて尊大なアメリカン振りが気持ちいい。音楽はビ…

モバイルな私

携帯から、どれくらい長い文章を投稿できるか挑戦中です。携帯の文章入力は煩雑で面倒なので、推敲を重ねないとまともな文にならない私のごときはモバイル向きではない旧人類、といったところでしょうか。 今日は有楽町に「パーフェクト・ストレンジャー」を…

豚を盗む

全然進まないプロットながら、いつかは書き上げたいと思っている文章のコア。酒の入った男は語り始めた。以下、メモ。 俺たちは生きるために豚を盗まなくちゃいけない。理不尽であるとか、スタイルに合ってないとか、そういう個人の感情とは関係なく、豚を盗…

ウレシイノモト

エナジーがダウン気味の時に立て続けに友達からうれしい便りが届く。3年来交流が途絶していた友人から久しぶりのコンタクト。うれしい。昔一緒に戦ったことのある友人に彼女が出来たとのこと。うれしい。高校以来腐れ縁が続いている友人が新年早々結婚する…

木下先生講義録

はいこんにちは。今日の講義はちょっとまとまり感に欠けますし、音楽鑑賞とは直接結びつかないですが、やりたいのでやっちゃう。とりあえず前回予告していたRoundTableとかキリンジとかは、今日触れません。 今日のお題は「デパート化する東京」です。都市全…

こんな夢を見た

「憂鬱が降ってきたときにはね」と彼女は語り始める。 日曜の夕方、喫茶店「風車」は空いていて、店の主人は僕らにコーヒーを出すと、カウンターの向こうで読みかけていたスポーツ新聞に戻った。僕と彼女の間にはコーヒーカップが二つ。それが乗っている木の…

Steppin' Into The Northern Island

今年も行ってきました北の大地に。猫足の車齢は9歳、そろそろいろいろとガタが出てきてライダーを悩ませたり困らせたりするのですが、それがまた愛しいのです。 出発は7月21日の早朝でした。前日、資料の整理や旅行で不在にしているときの引き継ぎ事項な…

東京の暑さといったら別世界

怒濤の日々

今年の誕生日はいろいろあって、おそらくしばらく忘れないだろう。徹夜続きの、シュトルム・ウント・ドランクな状態で迎えたその日、朝一番に職場に顔を出すと渋面の上司が電話でもそもそとしゃべっている。 「うん、それで、どうしたいの」「あそ。仕方ない…

映画など観る

「甘い生活」を観に渋谷Bunkamuraへ。18時には仕事を切り上げて会社を飛び出す。タイル敷きの歩道を打つ靴のソールはこの間張り替えてもらったばかりで、ヒールの感触が何となく角張っている。梅雨らしく湿った空気が背広を柔らかく蒸していた。うっとうし…

本日のワイン”マルケス・デ・モニストロール”カベルネ・ソーヴィニョン

イタ公です。色はどちらかといえばえんじっぽい赤。味はというと、香りが甘やかで、味にも若干娼婦のような下品な華やかさがあるものの、そこはほらイタ公だから。スムーズな飲みくち、後味の引き加減は早め。1000円ワインとしては悪くないです。

19年前のシステムを使った罠にしっかりとはまる。

1988年、「トップをねらえ!」をガイナックスが発表してから19年、「トップをねらえ2!」を観る。ラストシーンはある七夕の夜。それは地球にとって大切な夜になることがハワイの重力天文台の観測結果で約束されていました。1万2千年前に地球を救っ…

朝っぱらからびっくり

昨シーズンのスキーでつぶしていた爪がべりっとはがれました。かなり前から組織は死んで凄い色をしており、気になっていたので、すっきりしました。あまりに立派な死に爪なので、しばらくとっておこう。

出版活動

春に異動して以来ばたばたと続けていたエディティングが終わり、先週土曜は一日印刷屋に詰めて校正(佐野元春のワイルド・ハーツの歌い出しがずっと頭の中で鳴っていた。”土曜の午後仕事で車を走らせていた〜♪”)。上がってきたやつを持って関係各部署に挨拶…

本日のワイン”シャトー フォングラーヴ ルージュ”2004年

ボルドーワイン。やまやにて買い込んだ4本のうちの1本。1000円前後でおいしいワインを探している私としては山積みのそれを試さない理由はなかった。ラベルの宣伝曰く、「チェリーや熟したベリーフルーツのアロマがあり、樽熟成によるほのかなバニラの…

タワーレコード渋谷でBill Evans Trioの"Waltz for Debby"と、Souliveの"NO PLACE LIKE SOUL"を購入。池袋ではメモリとそれからワインをたくさん!

モバイルな私

電車の中から更新するのってどんな感じだろう。と、思っていたのだけれど、こういう感じだったのですね。天気予報が今のところ外れていて、東京は晴れです。湿度は若干高め。あ、もう品川です!

パソコン飛びました

BIOSのアップデートの際Raidシステムをうまく認識させなかったせいで、システム一式がインストールされていたドライブがまっさらになってしまいました。ま、おかげで入れなおしたシステムは見違えるようにすばやく動くようになった。痛いのはちまちまとつけ…

結婚式

職場の同僚の結婚式2次会に出席。 規則にのっとって綺麗な仕事をしていますけど何か?的な涼やかさを標榜する人間が多い中、その人は躓いたり擦り傷を作ったりしながら薄暗い未開の領域に踏み込んでいく勇気と残業代無払いに耐えるだけの寛容さを持っている…

最近気になった一節。

キャロル・アドリエンヌ「人生の転機」 作者の肩書きは「作家、数秘術学者、スピリチュアル・カウンセラー、ライフ・コーチ」となっており、何というか、何某かが匂う御仁なのだけれど、ブックレビューに書いてあった次のフレーズに引っかかった。 「どのよ…

新装開店っていうか

ロゴやらなにやらを作りこんでみました。ああでもないこうでもないと考えるのは図画工作的楽しさがありました。仮綴じの本を装丁し直していくような。ルリユールっていいましたっけね。

木下先生講義緑

風薫る五月です。湿度があまり高くないですから、こういう時には思い切って外に遊びに行くのがよろしい。暗くてしめった教室の中にはリアルは有りません。先生さぼることをお勧めする。 これから扱う教材は「私をスキーに連れてって」っていう、20年前の映…

中原中也全訳詩集を読んでいて

ランボオの「酔いどれ船」。第8節。 私は知つてゐる稲妻に裂かれる空を竜巻を/打返す浪を潮流を。私は夕べを知つてゐる、/群れ立つ鳩にのぼせたやうな曙光(あけぼの)を、/又人々が見たやうな気のするものを現に見た。 同じ第8節を福永武彦が訳すとこうな…

見つけてしまった!

ジュンク堂で鉄道関連の書籍棚を見ていたら、なんと「STBのすすめ・定本準備号」があって、一も二もなく買ってしまう。STBってSTation Bivouac、つまり駅寝のことです。山男とかチャリダーとかライダーには比較的一般的スキルで、バイカーかつ元チャリダーか…

グラスを買いました。

お気に入りのアラベスク模様のグラスをかち割ってしまった。これひとつでワインもビールもミルクも水も飲んでいたし、計量カップとしても使っていたし、プレーンドレッシングも作っていたのだが、中野隠れ家的四畳半生活のせせこましさに辟易していたことも…

テストをしてみる。

あ、張れましたね。このネタには腹を抱えて笑ってしまいました。どーした少年!切ない顔してさぁ。 というわけで、過去に張った動画リンクをセコセコと換えたりしてみたわけです。しかし外部ソースに頼った記載というのは何となく他人のふんどしを借りている…