ひみつ基地

ひみつ基地暮らし。

大洗にも星はふるなり

池袋のシネリーブルにて、月曜の最終で観ました。ネガティブ評価です。
ひとことで言えば、どこに持っていきたかったのかが不明の映画でした。仲間が可愛い女の子を取り合ってばらばらになるのだが、最後は友情で再結束して感動?イヤイヤそーじゃないよね。笑いの取れる群衆劇に仕立てたかった?いやいやそーじゃないな。戸田恵梨香の可愛さを爆発させたかった?いえいえ、それならもっとメインプロットに噛ませろって。青春映画?まあそうかな感動しないけど。「あーあるある、こんな感じ」もないけど。
強いていえば山田孝之がこれでもかっちゅー位に汚れで笑いました。あと佐藤二郎のよしみちゃんとの電話の切り方!ツボです。佐藤さんはあと「あんなこと叫ばれる海も迷惑だ」がいい台詞でした。
あとヤスケンを応援したくなった。これはもう、北海道の親戚のおじさんが甥っ子の活躍をはらはら見守る気分です。北海道出身でもないのだけれど。
斜め前に座っていた女性が、上映途中ずっと画面に対して突っ込みを入れていた。曰く「イルカいるわけねーよ」「ああー冷房かけちゃったの」「ヒゲ生えてるし。受ける」「浮気させてくれって…」
おそらく彼女のためにこのフィルムは作られたといって良いだろう。