ひみつ基地

ひみつ基地暮らし。

業務ダイアリー・カバー考。

今年も来年の日誌を手に入れる時期である。新宿で、通りすがりにハンズに寄り、迷わずいつもの能率手帳を購入。この手帳に変えてから3冊目である。年々使い勝手を改善してきたので、今や別のフォーマットに変えるのもおっくうである。よっぽどの不便がない限りこのままNOLTYを使い続けるのだと思う。

3回も同じデザインのものを手に入れると若干の変化が欲しくなり、革製のカバーを着けてみることにした。元々能率手帳に着いているビニールのカバーを付けたままその上から全部を包めるサイズのものを探す。スケジュールを書き込むだけでなく、それに関連した集会のお知らせのプリントやら、旅のしおりやら、歯医者の定期検診の葉書やら、靴の修理伝票やらをバンバン挟み込んで使うので、元々のビニールカバーが果たしていたポケットの役割をスポイルしない大きさが必要なんである。フルオーダーすれば自分の望みのサイズが手に入るけれど、出来れば既製品で確保したい。主に財政上の理由で。
探してみると、B5の大学ノートを対象にしたものが多い印象。もう少し大きければ、選択の幅が広がるのだけれど。スケジュール帳のカバーって、ニーズありそうだけど、どうやらそうでもないのかな?
そんな中、良さそうだったのがPORCO ROSSOの革カバーである。他のB5革カバーと比較すると、5mmくらいサイズに余裕があるのと、デザインと機能がシンプルなのがいい。
PORCO ROSSO/B5ノートカバー(チョコ)[sokunou]

PORCO ROSSO/B5ノートカバー(チョコ)[sokunou]

これのキャメルを購入。
信販売は発注当日に品物を手に入れられるご時世、朝発注して、夕方には手元に届いた。そのブツに対して、最初にしつけをするのは他の革製品と一緒である。ミンクオイルを塗り伸ばして、染みこませてはまた塗るというのをしばらく続けた後、実際にスケジュール帳に着けて、適度な重さでプレス。次の日の朝には反り返りもなく、いい具合に革が馴染んで中身にフィットした。
以来、朝のスケジュール確認のときにほんのりとミンクオイルの香りがして、一寸背筋が伸びる気がする。
仕事にも遊びにも、鞄に放り込んでどこでも持ち運ぶので、すぐに傷だらけ染みだらけになるのだろうけれど、その変化も楽しんでみよう。ときどきミンクオイルを塗り足しながら。

Hello Nico。Frecklesとか、9m88とか、最近の台湾POPは侮れない。