ひみつ基地

ひみつ基地暮らし。

怒濤の日々

今年の誕生日はいろいろあって、おそらくしばらく忘れないだろう。徹夜続きの、シュトルム・ウント・ドランクな状態で迎えたその日、朝一番に職場に顔を出すと渋面の上司が電話でもそもそとしゃべっている。
「うん、それで、どうしたいの」「あそ。仕方ないね」「わかった。手続きはやっとく」どうやら芳しくない内容であることはわかった。昨晩の残業の疲れが身体の芯をぼんやりと暖めている。我が傭兵部隊の昨年からの生き残りであるエースが心の風邪で休む知らせだったことが後からわかった。戦力25%減。しかし我々は進まねばならぬ。
昼食は上司と、女性2人でご飯。店員に「お誕生日おめでとうございます」と云われて、ちょっとうれしかった。
結局その日も作業は難航し、タクシーに滑り込んだのは4時。いやはや。運ちゃんに慰められながら鳥が鳴き始めた山手通りを疾走。シュール。