ひみつ基地

ひみつ基地暮らし。

色々観ました。

昨日の食い足りない感を補うかのようにツタヤで映画を借りたのでありました。まず「ザ・ライト・スタッフ」。サム、シェパード演じるチャック・イェーガーがほろ苦くて格好いい。それとデニス・クエイドの若くて尊大なアメリカン振りが気持ちいい。音楽はビル・コンティ。'83年のアカデミー作曲賞をこれで受賞したそうです。「ロッキー」のようにオリジナルのメロディじゃないところが疑問視されているそうな(wikipediaより)。確かに印象的なシーンであるジョン・グレンのリフトオフシーンのBGMはホルストの「惑星」の火星と木星のつぎはぎ(ボストン交響楽団で、指揮は小澤征爾です)だし、猿ではなくパイロットを乗せろ!と7人が宇宙服で横に並んで歩くところはチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲だし、作曲と言うよりはミキシングみたいなことをやっている感が否めないですね。でもオリジナルも少なからず有ったはずで、どれくらいの割合なんだろう?「ロッキー」で取らせたかったところです。でもDVDの解説を見ると、アカデミーの授賞式でオーケストラを指揮しているとのこと。縁はあるみたいですね。
あと、「リトル・ダンサー」。これは舞台が炭坑の街で、サッチャーが改革を進めていたときのお話。筋そのものよりも石炭掘りが斜陽産業となっている当時の空気の暗さが、観ていてめいってしまうのです。疲れたこともあってペンディングにしてます。