ひみつ基地

ひみつ基地暮らし。

あしたさよならさよならあした

先週の水曜日に設計を一本上げたら、何となくテンションが中途半端になってしまった。休み前に気合いを入れて裁くべき案件があるわけじゃなし、さて。と独りごち、気がつけば金曜日に休みを取ってしまっていた。それはいいのだが、行き当たりばったりで休みをとったため無計画である。「まあいいさ、いちんち二日たちゃモチベーションもあがるだろ」というのは大きな罠で、こちとらなんの制約もない物置住まい。水曜どうでしょうの副音声一気観しながらビールを飲んだりしているうちに、あっという間に二日経ってしまった。しかしエビスビールの美味しいことよ。とか言いつつ空き缶積み上げてタワーを作ってみたりして。ちょっと呑みすぎです。
こりゃいかん。旅分が足りない。旅が俺を呼んでいる。薄皮を破って外に出ろ、新しい風を旅装に孕ませろ、立ち止まるな、自ら動け。無限に選択肢の広がるこのGWを、この狭い板橋物置部屋で過ごすことで佳しとするのか、それとも外に出て身体を動かし、美味しいビールを飲むのか。そう、飲みますとも!いやいや、何処にいたってビールは外せないでしょう?自転車旅行にビールが無いなんて、そりゃマゾってもんですよ。競技のために体重絞ってる訳じゃあるまいし。いや、ちょっと絞らないといけないんだけどね。16日には駅伝に出るので。え?そうよ自転車前提よ。だって普通に温泉に電車で乗り付けるなんてつまらないじゃないですか。視線の先には洗面台の脇にたたずむ青猫*1が。
こういう時はまず課題の設定である。たゆたうように放浪するような旅をするほど時間に余裕がある訳じゃない。目的意識を明確にすることが大事である。ひとつは国道最高地点である渋峠(2071m)をルートに入れること。もうひとつは今まで行ったことのない温泉に投宿すること。幸い長野方面の温泉は未開拓である。白骨もよし、渋もよし、草津も万座もいいけれど、スキーに行く訳じゃないしな…。
というわけで現在候補地をピックアップ中。きっと明日には旅立つでしょう。早ければ今日。フットワークの軽さが身上である。

*1:SURLYのLong Haul Trucker。土木作業トラックの青色をしたヘヴィデューティが取り柄のランドナー