ひみつ基地

ひみつ基地暮らし。

夏っぽい音楽

毎年「今年の夏曲」っていうのを何となく決めてるのだけど、今年はなーも思い浮かばない。夏っぽい曲を聴いてないのだろうかと思いライブラリを探る。聴いたものの中からいくつか。

Four Playの"101 EASTBOUND"。ネイサン・イーストのベースのごりごりした感じからドライブしていくグラデーションが素晴らしい。で、ボブ・ジェイムスがピアノで入るときのあの”そっと入ろう”感が。プレイのテンションは高いのだけれど、それをぐだっと聴くのがいい。熱帯夜に聴きたくなる一曲。何となくAzymuthっぽい。

ジャドーズ。コミックバンドだと思われがちだけど、そして今や誰も振り向かないけれど、初期は角松敏生プロデュース時代もあった真面目なバンドだったりする。地味な名曲として一押しなのがこの「東京遊覧船」。音の薄さやアレンジはもう一ひねり欲しい。でもこの曲の持ち味は溢れるドラマ性なのです。水上バスに乗りたくなる。自分で弾きたくなる一曲。夕暮れにお勧め。
後半は照れ隠しでつけてると思われるウッチャンナンチャンのライブか何かの前座のMCと思われる物。「えーそれでは、しばらくの間、ここに来られてうれしいという話を聞いて下さい」に爆笑というおまけも。それにしても良くこんなのアップされてたな。恐るべしyoutube

結局これに全部持ってかれてしまう。昼下がり、外の暑さに躊躇しながらこれから遊びに行くことを考えているときに最高。シンバルのチップショットがちりちりした夏の感じで。

以前、触れたことのあるキリンジの「クレイジー・サマー」。これはもう海辺の堤防の上に座ってビールを飲む時に聴くのが最高。隣に女がいればなお良し。
結局、今のところ今夏のテーマ曲は相変わらずぴんと来ない。夏の準備が整わない感じで落ち着かない。