ひみつ基地

ひみつ基地暮らし。

代休とったった。

昨日財産管理担当と打ち合わせをしたら、建設用地の物権が帝建で押さえられていないことが発覚。過去数十年にわたって整理されてなかった所有権を設計と並行して整理しないといけないみたい。若干鬱になる。こんな単純な単径間のペデストリアンデッキ作るのに手間かかりすぎ。困ったものである。
元職場に近かったのでちょっと寄って阿南と話し込んでいるうちに、じゃあ呑もっか、とかいう話になり、職場の連中がうらやむ面子(新人の女性数人ととスレンダー美人の羽村女史)を含む数人で新宿の新しい中華料理屋に繰り出す。ふと小野ヶ森さんに電話を掛けると、珍しく一発で電話に出た。
「丁度電源入れたところなんだ。誰が来てる?」
10人くらい一通りいうと、「わかった。今から行く」という。俄然盛り上がってきて、北山も呼ぼうという話になり、すでに勝どきの部屋に帰ってくつろいでいた北山を新宿まで引っ張り出す。総勢13人。
渚が、やっぱり男子は肉食系が良いという。そのカテゴライズはよくわからない、って僕が言って、その場に居合わせた男性は肉食か草食かっていう分けでまた一騒動。何だかよくわからないままに時間は過ぎ、結局終電を逃した北山と最後は差しで。酔うと外人みたいなしゃべり方になる北山の愚痴ばなしとか痴話ばなしとか。
「亜他紙の彼死につ居ては木下野見解濱と外れナコ戸が多い」
「なに?よくわからないんですけど」
「アらシの彼氏については、れ?木下の見解は、れ?的外れなことがオ・オ・イ」
「だってアンタ全っ然そのあたりの情報喋らないでしょ」
「脱手差筈歌詞いんだもん」
「あ?」
「らって、恥ずかしいんらもの木下ぁ、木下!」
「何?」
「さっきぃ、小野ヶ森さんがぁ、無事り送れよっれぇ、いったろ聞いたよれ?」
「知らん。聞いてない」
「ばーか。木下ぁ」
「なん?」
「何かカウンセリングをぉ、受けてる気分れすよ木下ぁ」
「おまーな、寝るなよだれ垂らして」
「お、蹴ったかアらシのことを。そうらさっきも渚ちゃんけってたれしょお、らめらよああいうか弱い女子をぞんざいに扱ったらぁ。ストレッチャー持っれ来いストレッチャー。あー日本酒うめー」
「あーもーほら、帰ろうぜ送るから」
「木下ぁ、庵多欲藁宇酔う担った寄れ」
「ん?」
「アータ、ヨク ワラウ ヨウニ ナッタヨ レー」
最後の「レー」はハモって、そして爆笑しながら北山は沈む。この時点で午前3時。タクシーに北山を押し込んで僕も乗り、勝どきまで送ってから首都高で板橋。
運転手さんに「今日は僕、損な役回りなんです」と思わず愚痴る。そんなこともありますよ、と差し出された領収書は12,000円。まったく。
携帯電話に中目黒君からメール。小野ヶ森さんから連絡があった由。電話する気力も起きず、とりあえず溜まった代休の取得をメールで申請。4時就寝。