ひみつ基地

ひみつ基地暮らし。

週末メモ―「1Q84」book1読書と、コブ練。

土曜日、レガのノーマルタイヤをもらいに佐倉君の家に昼過ぎにおじゃました。回り道して、下板橋のラティーネのケーキを6個お土産に買っていたら、約束の時間に遅れてしまう。「子供達が待ちくたびれてたよ」と佐倉君に苦笑いされる。
夕方、板橋物置部屋の家賃を支払いに大家の家に行き、夕食をご馳走になる。「二匹のロバ」とかいう赤ワインと、手土産で持っていったチーズで軽く宴会。日曜日早朝から運転を予定していたので、早めに切り上げる。
家に帰ってベッドに入ったのだが眠れなくなり、村上春樹1Q84」book1を読む*1
2つのパートが交互に積み重ねられているのは、「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」でも採られていた構造だけれど、今回はひとつのパートで変なテンション―圧力というか、熱というか、違和感というか―が高まるタイミングでつぎのパートに移るようになっていて、奇妙な読書感が残る*2。まるでスキーのコブ斜面攻略で、ひとつコブを乗り越えて、次に向かう推力をコブの裏面で得るような。
そうそう、スキーに行ったっていう話である。
まんじりともせずに迎えた日曜日朝4時。レガに火を入れて、5時に出発。丸沼に8時到着。
朝一番でシルバーコースに張り付くが、雪は固いし急斜面だし、歯がたたない。昨日降った雪は重かったらしく、夜のうちにクッキー状*3に凍っていて、板が引っかかってあらぬ方向に持っていかれる。
何本か滑ってから、11時に早めの昼食&昼寝。とにかく眠かった。
午後はシルバーコースをあきらめ、第5リフト脇に作ってあるコブラインに入る。緩斜面ということもあって、こちらは何とか乗れる。あまりハードルを上げず、丁度のレベルで体重移動やスキー板の動かし方を身につける方が、今の僕にはいいと思った。
15時には上がり、相変わらず混みまくる*4関越を通って20時帰宅。最近、スキー帰りに安部礼二を聴きながら高速に乗っている時間が一番幸せ。

*1:何故かこの本、読みくちが合わず、冒頭部分を読んでは放り投げるを繰り返していた。

*2:言い切るほど読み込んでいないが、多分。

*3:氷ほどがっちりじゃないけど、サクサクした感触で崩れる固まりになっている。

*4:今日は上里あたりで事故だった。毎週何かしらあって、日曜夕方の関越上りは必ず渋滞してる。