ひみつ基地

ひみつ基地暮らし。

累積滑走日数26日。

尾瀬岩鞍。
先々週末は佐倉君と優雅と遊ぶ。もうすぐ小学2年生になる優雅は山頂から余裕のプルークボーゲンで降りて来られるようになった。佐倉君と交代で優雅の面倒を見ながら、モーグルバーンに入る。晴天続きで雪が硬く、着地が覚束ない僕はエア台を避けた。
宿ではベイブレードポケモンカードで遊ぶ。優雅に手加減されたら勝ってしまった。それを見てニコニコする優雅。
「まったく、どっちが大人がわからないね」呆れ顔の佐倉君が嘆息する。
「なんとでも言いたまえ。勝てば官軍なんである」
「ねえねえ、それって負けるが勝ちってこと?」と優雅。目がまん丸である。
「佐倉君、君んちの子は可愛いねえ。たとえトンチンカンを言ってたとしても、だ」
「…小2のボキャブラリィにいちゃもんつけないでくれるかな」
先週金曜日には佐倉君と下井草さんとバブちゃんでシャトレーゼモーグルスクールに入ろう!と盛り上がっていたのだけど、佐倉君とこの末っ子が発熱したとかで流れる。
そこで、病院やら銀行やらの溜まっていた雑事をここぞとばかりに片付ける。ついでに神保町アスペンで新しいウェアを買う。前のは縫っても縫っても追いつかないくらいエッヂでざくざくに切れていたので。
早速先週末に着た。「がんもどき」ではトモさんに「鮮やかですね」といわれ、スキー場のインフォメーションの滝奴姐には「あ、ウェア換えましたね」と声を掛けられる。何だか嬉し気恥ずかしい。
モーグルバーンもぶなの木も春こぶの様相。「ハイシーズンにこのコンディションじゃ、今シーズンは短いかもしれんね」とは、「がんもどき」のオヤジさんの言。