ひみつ基地

ひみつ基地暮らし。

りはびりていしょん。

長い、長いながいながい休暇を明日終える。
入院中、思いの外お見舞いを戴いてしまいました。自分が見捨てられていなかったことにほっとしつつ、また構っていただけることを感謝しつつ、お見舞い返しを段取ってみたところ、締めてン十万円。こういうところは保険ではカバーできないので、有難く自腹を切る。真剣にここは身銭の切りどころだと思った。一つ一つは他愛のないお付き合いであっても、こういう風に僕を取り巻く世界は有形無形のモザイクで構築されているのだなと再確認するいい機会でした。
泣かせたのは東北支援部隊から多大なお気遣いをいただいてしまったこと。窓さんは僕らが起居していた小さな街の駅前市場から、鮭の中骨の水煮を送ってくれたし、僕の後任はわざわざ帰都したときにモーツァルトのケーキを買ってきてくれた。帝建の東京班道路部隊長からは生ラム肉の美味しいところの固まりが送られてきた。お返しに日本酒と焼酎とおつまみセットと生活物資(後任は自炊する人間が少ないらしいので、乾麺とレトルトカレーなど)、窓さんにはチーズの詰合せとスモークした生ハムを大量に。昨年度までの東京の職場のボスが今年度から被災地支援で陣頭指揮を執っていて、その人のメールがいちいち涙もののメールだったのも、忘れない。実際顔をつきあわせていたときには、あまりウマが合う感じがしなかったのにな。当然手厚く御礼。職場にはご挨拶文と商品券。最近お子様が授かって何かと物いりの家族とかが多いので、ある程度固まった額を。そんな諸々の段取りを済ませ、さっぱりと明日出勤するだけにしてから、本日夕方はお出かけでした。
昨年度末で退職された先輩をこぢんまりとお祝いする会に呼んでいただいたのでした。遠回りをして、家の近くの酒屋で相談し、広島の日本酒の、すごく美味しいのを一本手土産に、久しぶりにビジネスアワーの地下鉄に乗り、青山ミキータに乗り込む。外でのお酒は楽しい。そして、僕の席の隣はすでに懐かしい感じの梨元さんだった。相変わらず浮世離れしていて、そして相変わらず可愛らしい。そろそろ結婚を考えてもいいでしょ木下さん、って真顔で説教されつつ、22時過ぎまで宴会。
明日から5時起きウォーキング&電車通勤の日々が始まる。