ひみつ基地

ひみつ基地暮らし。

いつの日にかきっとまた、南風が歌い出す。

銀輪ネタであります。
体脂肪が落ちつつあって現在15%。体重も久々ベストコンディションくらいまでおちて、身体が軽い。そうなると行きたくなるのがパスハンティング*1なんである。そんな折も折、恩田君が「嫁と子供が来週いなくなるんで、週末攻めに行こうぜ!」というメールを送りつけてくる。
実は今回の自転車通勤ムーヴメントは恩田君の影響である。自転車通勤を始めたという恩田君の家から職場までは10kmくらい。対して電車で1時間の通勤距離の僕は、さすがに難しいのじゃないかな、と思って試しに調べてみると20km弱で、ちょっと距離があるかもなーと思いつつ、しかしルーティングを工夫すると、首都圏サイクリングロード界の雄、荒川の河川敷でほとんど移動できることに気づいた。そう考えた瞬間に手が動いていて、通勤経路の変更依頼を作成して提出したのが7月1日で、以来飲み会の時を除けば自転車に乗る生活を続けていたのである。出来上がってきた身体をもって挑むのは茅野の先、杖突峠を越えて木曽福島まで。
「ロッドを背負っていって渓流に入りたいな、どうだろう木下君、宿にフライフィッシングの道具を一式デポっといてさ」
天城越えしたときに、ループで音をあげて死んでたのはどこの誰だったっけ?きっと体力的に難しいぜ。少なくとも僕はやりたくないな、激坂攻め後にこの暑い中ウェーダー着て渓流入るなんて。足が攣っちゃって駄目だと思う。」
「ちぇ、いいよ僕は一泊増やして渓流の日をつくるから」
と、息が合っているのかいないのか、たぶん合っていないであろう二人がこれからどんな珍道中を繰り広げるか、楽しみなんであります。

*1:峠に行くこと。峠の道標を愛でたり、峠の茶屋で休んだり、標高を調べたり、現地ではヤルことがいっぱいあるんだから!というのは半分冗談。仲間内での定義は、峠越えを目的としてツーリングすること。